海に降る雪を魚達は知らない 公演情報 ユニット TOGETHER AGAIN「海に降る雪を魚達は知らない」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪

    不審死
     業界紙の記者をやっていた友人が話してくれたことがある。原発関連事故が起こると、よく現場の課長が不審死を遂げると。実際には、自殺に追い込まれるのだと。もう数十年も前に聞いた話だ。その頃から、警察は、治安だの、原発テロの危険性を言いたて、近隣住民や電力会社社員たちの詳細極まるプライベートデータを持っていた。家族構成(家族の名、子供の性別、年齢、通っている学校、保有する自動車の機種や台数、生年月日等々)こういうデータを脅しを掛けるグループに流す。脅しを掛ける連中は、そのデータを使い、現場の詳細を最もよく正確に知る者を雪隠詰めにして、子供に危険が及ぶことを匂わせ、自殺に追い込むのだと。監督官庁は当然、その事実を知っているが、見て見ぬふりを決め込むのは、この国お得意の遣り方である。
     秘密保護法などなくても、散々、この国ではダーティーなことが行われてきているのであり、電力会社とヤクザがつるんでいるのも、常識である。

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    2014/03/13 11:11

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  • まあマスコミ用語で語れば「利権構造」ということでしょう。お芝居でそういったものを描く時、ある一人の登場人物にそういった矛盾を背負わせて描くしかないのです。
    今回の物語にアカメという地元出身の不動産屋が出てきます(昨年燐光群の「帰還」で主演した藤井びんさんが怪演します)。彼は「不動産を担保に金を貸し期限切れを待ってあちこちの土地を差し押さえ、電力会社に転売。原発用地は確保され、地価高騰でボロく儲けてる輩」です。しかし彼にだって正義がある。「出稼ぎするしかない貧しいこの土地を救うのは未来を開く開発、即ち原発立地しかないのです」

    仲間を裏切って金を手にする。このことがいかに地域の繋がりを断ち切り、血縁を疑心暗鬼に追い込むか、ドラマとして生々しく描きました。決してテレビドラマにはないドラマです。正直、自信作です。

    2014/03/14 01:09

     このフライヤーも心惹かれるものだったし、ぜひ、拝見したい。

    2014/03/13 11:17

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