世迷言 公演情報 柿喰う客「世迷言」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    圧倒的な緊張感
    柿が成功しているのは圧倒的な緊張感の演出だ。
    どの公演でもそうなのだが、
    オープニングから話しに入るところの絶対領域は、
    他の劇団では真似が出来ないほどの緊張感だ。
    僕の大好きなブランキージェットシティ(浅井健一)の歌詞の中で、
    「この美しくて細いワイヤーが切れるまで」
    とあるのだが、
    この劇団のオープニングはまさにその通りで圧巻である!


    僕は正直、能や狂言回しや歌舞伎など観たコトがない。
    しかしそれらを中屋敷さんは一旦、呑み込んでから発信している。
    そのプットアウトの表現が演劇であるのだが、
    そうした提示の仕方が素敵なのだ。
    だからこの芝居で観る柿は、僕が持つイメージのものではない。
    新しい。

    常に挑戦者なのだろう。
    潔さとまた、覚悟を感じる逸品であった!

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    2014/03/11 15:49

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