真実の明暗 ~2014 公演情報 有機事務所 / 劇団有機座「真実の明暗 ~2014」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    長過ぎ
    竜頭蛇尾

    ネタバレBOX

    裁判関係者全員が狡猾な男に騙された話。

    私は多重人格者に遭遇したことがなく、そもそもその存在には懐疑的なので、多重人格を偽装して犯罪を免れるという話は好きです。以前にも一度多重人格を装った趣旨のお芝居を観たことがあります。

    ですが、前半が約2時間、10分の休憩を入れて後半が約50分、トータル3時間は如何にも長過ぎます。

    歌謡曲を一曲流し終えてからスタートさせるなんて観客虐待です。リアルを追求するためかもしれませんが、DNA検査の方法などについて延々と是非を論じたり、証言者に宣誓書を読ませたりする時間は必要でしょうか。その割には、多重人格の様子を目の当たりにしてからの裁判長の決定は拙速過ぎです。

    そもそも、リアル裁判物で2014年バージョンにするなら、裁判員制度を取り入れるべきだと思いました。

    いくら殺人事件がメインだからと言って、原子力関連議員に対する美術品を使った贈収賄の方はフリだけというのも解せません。杉並区から千葉に家庭教師に行くのも考え難い話です。

    犯行動機も、父親の家庭内暴力に悩まされた本人や母親の経験から男性に従順な女性を嫌うようになったようですが、反抗期云々はありますが、経済的な意味からも15歳の女子中学生が親に従順なのは当たり前です。子供全員が対象になってしまいます。犯人に説教するのも何ですが、社会人の中から該当する女性を狙うべきではありませんか。

    裁判所を出る前に、一事不再理の原則を盾に被弁護人にしてやられたと知った弁護士がガクッとして終わりましたが、リアルを追求するなら控訴期間があるわけで犯人がその場で告白することはあり得ず、弁護士に何か変だなと思わせる程度で良いのではないかと思いました。

    初日のせいかもしれませんが、ネジをしっかり締めていないためにビデオカメラがあまりにもグラグラしていました。下手の壁が無造作に破れていたのも見苦しかったです。

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    2014/03/08 10:48

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