真実の明暗 ~2014 公演情報 真実の明暗 ~2014」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    長い!
    新幹線で新大阪駅に着いてしまうほどの時間は、ちょっと考えモノ。その割りに休憩を挟んだ前半と後半のバランスが悪い。結末は面白いけどそのプロセスが、あまりにもひっぱり過ぎていて、観ていてだらける。

  • 満足度★★★

    長さに比べ密度が・・・
    裁判までの過程で細かいところまで論じるのはいいが、舞台全体の精度を見ないと拍子抜けするほど甘い部分があるように思う。
    悪くはなかったがたまにドラマチックな大げささがあった。

    ネタバレBOX

    被疑者が巧みなのはともかく、弁護士も医師も思慮深いとは言い難いし、記者もそれまでの知的なイメージからかけ離れた感じであんなにエキサイトしないだろうし、検察のあっさりした引き際もリアリティに欠けると感じた。
  • 満足度★★★

    予想外と予想通りと。
    休憩含めて約3時間というのは予想外でした。
    受付から階段を下りて客席へ、階段が舞台上手という配置なので
    遅れてきたお客さんいたら…と思ったら予想通り目立ってました。

    イントレの上に組んでたスペースも不安定だし扉から低いしで
    仕方ないとはいえ恐々降りてる様子や、
    舞台スペースが作品に対して広いので
    出はけに必要以上に時間がかかっていたのはなんだかなと。

    事務所内でのシーンでのあれこれがリアリティを感じさせないものだったり
    ストーリー的にもバッサリ整理してしまった方が全体としては面白くなったんじゃないかなあと。

    とにかく、ここまで長くする必要はなかったと思います。
    サイコな展開でいい感じだった箇所もあったので残念でした。

  • 満足度★★★

    内容精査すれば
    終演後にプロファイリング資料を受け取った。そこには、30年前に初校を書き上げたが諸事情で初演が2007年になったと記してあった。
    ストーリーの中の登場人物の性格、行動が解り易く説明されとても良かったと思う。
    舞台に対しては、色々な指摘があるように完成度という意味では余地を残すが、これが1990年までに舞台化されていれば、センセーショナルだっただろう。(せめて映画”真実の行方”の前)

    ネタバレBOX

    中川弁護士は甘い。あれだけ被告人が嘘をついていることが解かっていても、
    たった1度目撃した被告人の豹変ぶりを信じてしまうとは?タバコを吸った吸わないの問題ではない。
    飯島医師もPTSDの検査のみで、解離性同一障害についての検証はしているのか?
    上演時間の問題は内容が伴えば、大きな問題ではない。
    個人的には2時間程度がベストなんて関係ない長編大歓迎!
    テレビや映画的な音楽効果は良かったと思う。
  • 満足度★★★

    テンポが…
    休憩を含めて3時間弱か…。前半・後半に分けた場合、明らかにテンポが違う。前半は、主筋に沿って政治、社会に対する問題を論じる場面があるが長すぎてテンポが悪い。ストーリー展開上、本筋に関係する台詞に整理してはどうか。反して、後半はテンポが良くなったが、リアリティに欠けた。全体的にバランスが…。映画「○○の行方」を観ていたので、結末は予想が出来たが、その通りになった。もう少し工夫がほしかった。なお、舞台設営・美術は、見せる工夫(しかしリアリティはここでも欠ける=弁護士事務所に法律書がない)をしていた。

  • 満足度★★★

    長過ぎ
    竜頭蛇尾

    ネタバレBOX

    裁判関係者全員が狡猾な男に騙された話。

    私は多重人格者に遭遇したことがなく、そもそもその存在には懐疑的なので、多重人格を偽装して犯罪を免れるという話は好きです。以前にも一度多重人格を装った趣旨のお芝居を観たことがあります。

    ですが、前半が約2時間、10分の休憩を入れて後半が約50分、トータル3時間は如何にも長過ぎます。

    歌謡曲を一曲流し終えてからスタートさせるなんて観客虐待です。リアルを追求するためかもしれませんが、DNA検査の方法などについて延々と是非を論じたり、証言者に宣誓書を読ませたりする時間は必要でしょうか。その割には、多重人格の様子を目の当たりにしてからの裁判長の決定は拙速過ぎです。

    そもそも、リアル裁判物で2014年バージョンにするなら、裁判員制度を取り入れるべきだと思いました。

    いくら殺人事件がメインだからと言って、原子力関連議員に対する美術品を使った贈収賄の方はフリだけというのも解せません。杉並区から千葉に家庭教師に行くのも考え難い話です。

    犯行動機も、父親の家庭内暴力に悩まされた本人や母親の経験から男性に従順な女性を嫌うようになったようですが、反抗期云々はありますが、経済的な意味からも15歳の女子中学生が親に従順なのは当たり前です。子供全員が対象になってしまいます。犯人に説教するのも何ですが、社会人の中から該当する女性を狙うべきではありませんか。

    裁判所を出る前に、一事不再理の原則を盾に被弁護人にしてやられたと知った弁護士がガクッとして終わりましたが、リアルを追求するなら控訴期間があるわけで犯人がその場で告白することはあり得ず、弁護士に何か変だなと思わせる程度で良いのではないかと思いました。

    初日のせいかもしれませんが、ネジをしっかり締めていないためにビデオカメラがあまりにもグラグラしていました。下手の壁が無造作に破れていたのも見苦しかったです。

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