いい加減。
「良い加減」。滅茶苦茶なのではありません。絶妙なのです。温いけど冷めてはいないし、緩いけど破綻してはいない。ほわほわ~っとしてます。解釈の難しい芝居や役者が忙しく動き回る芝居を観ると疲れる方にはとってもオススメ。個人的には前回よりも更に楽しめました。
内容は説明にある通り。家族の話。とても変な人や少し変な人がたくさん出てきます。あくまでみんな変。普通ではありません。でもなんだか麻痺してしまって少し変な人が結構普通に見えてしまったりするのです。
根津さんは客演だと味のある役をこなすけど、あひるだとなんかどうでもいい人をやります。贅沢。黒岩さんはあひるの時が一番可愛いかもしれない。ラブリー。ツッコミ役として充分に役目を果たしている異儀田さん。彼女はちょっと前にカカフカカの高山さんとつるんで何かやってませんでしたっけ?