舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』 公演情報 講談社「舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』」の観てきた!クチコミとコメント

  • Mr.ブレインの逆襲ですか…





    原作は講談社・ヤングマガジン連載『サイコメトラー』。
    テレビドラマ化し、視聴率を稼いだというから、すでに舞台化されていなかった方が不思議である。


    キャラクターを紹介することなく、いきなり「事件」が発生したため、当初は原作ファンしか展開を追えなかった。


    それが「漫画原作」また「アニメ原作」の難しい点だろう。


    ただ、観劇後の感想からいえば、ミステリー・ファン全般に勧めたい舞台であった。
    こうした「原作もの」には、アクション・シーンが付きものだが、逆に本舞台で これを譲り、心理戦とでもいうべき「緊迫した空間」を観客に与えた。


    ジョージ・ルーカス『スターウォーズ』シリーズが世界的ヒットを果たした決め手は、この「心理戦」である。

    日本の武士も、「○○国の○○と申す…」と“口上”を終えてから戦う伝統であった。

    それは現在も相撲や柔道に受け継がれている、といっても過言ではない。


    本作は「心理学者」がキーマンなわけだが、派手なアクション・シーンを削ったぶん、「人」対「人」の「心理戦」が魅力させたのだと思う。



    続く

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    2014/03/01 22:50

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