嘘とバッファロー 公演情報 あなピグモ捕獲団「嘘とバッファロー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    新薬開発
    私は私からはぐれてしまう。誰かと同じ夢をみる・・。

    このセリフから始まる物語の中枢は新薬開発にある。


    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    消したい記憶を選んで消せる新薬開発に挑む研究室の面々が、マウス実験をしたのち、自らが被験者となって、その新薬を飲むことになる。

    すると全員がバッファローが走る夢をみる。

    研究室近くの中庭で研究室の8人が出来損ないの薬を飲んで、8人で群れて仲良く倒れるという妄想劇。


    劇中、「ジョジョの冒険」や宮崎アニメの飛行石のネタが入り、それなりに笑わせる。

    研究室の8人はお互いに群れからはぐれないようにした為、同じように新薬を飲んでしまったと言う、ニンゲンの孤独への恐怖感や記憶に対する恐怖を上手く描いたと思うが、いったいどれだけの観客がこの芝居を理解できたのだろうか?

    始まりと終わりの伏線は見事に繋がるが、芝居の真髄を突くまでが長いのだ。

    バックに説明文が流れるがその説明文がなかったらおおよそ、分かり難い。

    着眼点は面白いが結構おどろおどろした作品だったんだよね。


    それにしても・・・懐かしい役者の方々とお目にかかれるというのは観劇マニアにとって、身内のような感覚に陥る。
    だから・・初見よりは2度目。2度目よりは3度目。というふうにずんずん親近感が沸く。

    以前観た「時間予報士」(だったと思うが)に客演してた役者を見て更に懐かしい。と感じるのはそうゆう親近感によるものだと思う。


    そうやって、小劇団にはまり、この深い穴から抜け出せなくなるのだ!(^^)

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    2008/07/06 10:27

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  • 新薬を飲むとバッファローが群れをなして走る夢をみるのよ。

    たぶん・・作者は群れる=バッファロー、なんだろうね~(^0^)

    意外に地味な芝居でしたよ。セットも殆どなかったし。。
    確か、前回の芝居もドアだけのセットでした。。


    この劇団の特徴ですね。きっと・・。

    2008/07/07 00:31

    孤独への恐怖や記憶に対する恐怖って、なかなか興味深いですね・・。

    バッファローが走る夢、それも全員がこぞってみるなんぞ、着想は面白そうです。

    新薬開発なんていうと、どうしても人体実験なんぞ連想して、おどろおどろした雰囲気を感じてしまいます。


    2008/07/06 21:51

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