かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~ 公演情報 アロッタファジャイナ「かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    2/27 Aチーム
    2月27日ソワレのAチームを観ました。

    6人版でもかもめの面白さは損なわれず、中二病というテーマに納得しながら楽しめました。

    原作で読み流していた言葉が生きて心に飛び込んでくるシーンがいくつもあって、かもめの古本を買ってきて赤線ひきまくりたくなりました。

    カットされた部分で好きな場面があったので、いつかあるという完全版を楽しみにしています。

    ネタバレBOX

    残念だったのは、ニーナ役の宇野さんの演技が拙すぎて、度々芝居から心が離れてしまったこと。
    3幕まではリアルな初々しさと言えなくもないけれど、特に4幕は見るに耐えず。
    テクスト理解はどう共有されてるのか、演出でもう少しどうにかならなかったものか。
    お金を出して観るにはしんどかったです。
    (言葉が悪くてごめんなさい。)
    そんな反感を持ちながらうんざりと白々しく観てたせいか、ラストダンスにもまったく共感できず。
    ここで宇野さんが評価されているのを読んでびっくりしながら、皆さんがいう彼女のよさをなぜ私は感じなかったのかなとも考えています。

    アルカージナは激しさもかわいらしさも最後の眼差しも一貫してすばらしく、マーシャとメドヴェの関係性のアレンジも面白かった。

    6人の誰を好ましく感じ誰を受け入れがたいか、どこに心が寄せられるかによって、観客各人の発達課題も透かし見えるように思います。

    芝居ってやっぱりいいなと思った雨の夜でした。
    ありがとうございました!!

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    2014/02/28 22:30

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