料理人〜RIO/喰らう/kurau〜 公演情報 世の中と演劇するオフィスプロジェクトM「料理人〜RIO/喰らう/kurau〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    説明しがたいけど、充実です。
    どこに打たれたのかわからないながらも、なかなかに楽しめる構成です。大雑把に枠をとらえてみると、テーマからは全く逸れない、考える作品。

    ネタバレBOX

    暗転の中での食べる音とか、大勢いる中でのスポットライトとか、五感で楽しめる。欲を言えばもっと食べ物のにおいがあってもこの作品ならいやじゃなかったかも。桃とかね。

    チラシの宣伝文での、岸田理生さんのこんにゃく好きという淡白な思いと、食べるのが好きなのに持病のある主宰の丸尾さんの対比から、作品がどう流れるのかすごく興味津々でした。生きる上での食べるっていうことの位置づけを、様々なエピソードを通して表現されることで、考えて悩む。食べることは生きるうえで絶対に必要ではあるけど、食べる場所や相手ってものすごく大切で、それ次第で食べるっていうことに求めるものはだいぶ変わってくるっていうのが作品を通じて痛感しました。

    表立ってはいないそういう作者の思いにも共感できたんだと思います。

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    2008/07/06 01:27

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