震える砂塵 公演情報 幻想芸術集団Les Miroirs「震える砂塵」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪

    紛争の匂い
     説明を読んでいるとL'incendieのようなテイストを感じる。何れにせよ、スナイパーと上官、碌な奴じゃなかろう。その悪の匂いを感じるのだ。

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    2014/02/25 10:24

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  • ハンダラ 様

    早速のご回答ありがとうございます!
    お返事が遅くなり申し訳ありません…

    L'incendie、取り急ぎ映画(灼熱の魂)で観てみました。構成の秀逸さが光る仕上がり(戯曲の印象を活かしたのか、各章毎にタイトルを挟むかたちになっていました)で、非常に興味深く鑑賞しました。先にあらすじを拝読し、痛々しい戦争モノかと身構えましたが、ある種ミステリーのように惹きつける展開と、淡々と進んでいく風景が間接的に狂気を帯びて迫ってくるつくりが本当に見事でした。
    L'incendie(炎?)と対のように象徴的に描かれるプールや雨など水の描写も素晴らしいです。
    今、書きながら思い返してもゾッとしてしまうラストでしたが、必要以上の恐怖を煽ることなく、視覚的な演出に頼り過ぎずに訴えてくる部分が逆にじわじわと余韻になりますね。

    「狙撃兵」や「歌う女」など、今回わたくしどもの作品でも取り上げているモチーフにも近しい部分があり、今作の作品説明をお読み頂いてそのようなコメントを下さったのも映画を観させて頂いて分かりました。
    所謂社会派集団ではなく、ファンタジーに特化した劇団なので、アプローチが異なってはしまいますが…コメントを頂き、こうして本番前にこの映画を観る機会を与えて下さったこと、心より感謝致します。ありがとうございました!

    2014/03/24 03:16

    朝霞 ルイさま
    L'incendieは、ワジディ・ムアワッドの戯曲です。映画にもなりましたが、アカデミー賞かなにかにノミネートされたものの、受賞するハズがありません。作品(映画は観ていないので分かりませんが)が余りにも素晴らし過ぎて、パレスチナをテロの温床と見ているアメリカの政治屋やそれに媚びている連中に評価できるわけはないからです。作品として評価すれば、受賞作など、多分、かすんでしまうでしょう。原作は、それほどの出来でワジディは無論、天才。紛れもない天才です。日本に来た時、自分も会いましたが、内向的でとても人や情況を鋭く観察しているのに、悟らせない賢さを持った人物だと思いました。現在はカナダ国籍ですが、その前は、レバノン、その前は、パレスチナと関係があるでしょう。会ったばかりで其処まで伺うのは、ぶしつけと感じて自分はその点は確認できていませんが。フランス大使館の外交官の対応は、下にも置かないそれはそれは大切な人物に接する態度でした。彼らもワジディの天才はすぐに認めたのでしょう。日本に来た前後には、アヴィニオンの芸術監督として招聘されていましたね。
                                       ハンダラ 拝

    2014/03/20 04:40

    ハンダラ 様
    観たい!コメントありがとうございます。
    「L'incendie」気になったので調べてみました、Brigitte Fontaine&Areskiでしょうか?個性的な曲ですね…
    今作は、Les Miroirsの持ち味である幻想的な雰囲気もありつつ、少しダークなテイストも交えた作品になっております。どうぞ、耽美世界を体験しにいらして下さいませ。
    御来場、お待ちしております。

    2014/03/20 01:39

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