ピノキオショー 公演情報 CAPTAIN CHIMPANZEE「ピノキオショー」の観てきた!クチコミとコメント

  • ロボットには人間の夢が詰め込まれている
    ロボットが知能・感情・思考を持つほど技術が向上した世界。
    訳ありのロボットサーカスを中心に物語は進む。
    2時間5分、休憩なし。

    当日パンフレットの中に「ひまつぶ紙」なる心理テストやちょっとしたクイズが記載された用紙が挟み込まれる。
    用紙はクリアケースに入れられ、「アンケートが書きにくい」という声に応えた形。
    こういった心遣い、嬉しいですね。

    さて本編はというと、うーん…(-_- )
    ちょっと話がとっちらかってしまった印象。
    何を伝えたいのかが明確でないかな。
    だから内容が雑多で2時間強は正直長い。

    ラストの絵を、登場人物に演じさせたのは面白い。
    舞台中ほどにあるもう一つの幕を上手く使っていた。

    ネタバレBOX

    ピノキオショーとは「ピノキオのshow」であり、「ピノキオの賞」。

    作中に、それぞれのロボットの過去を挟む。
    彼らは程度の違いはあれど人間に憎しみを持っている設定になっているのだが、その理由を明らかにするべき過去編で語られる理由では、正直「人間(人類)に対する憎しみ」は生まれないのではないかと思う。
    カストルであれば赤城を、シンディやマイルダーZならマスターである子供を憎むのは理解できるが、そこから「人間(人類)全体」を憎むのは無理があるような…

    冒頭で、サーカスを訪ねてきた子供が見たがった「ピノキオショー」。タクトはその子供に、手伝ってくれるなら見せると言って始まる本編。
    ラストで子供は「面白かった」と答えるが…この台詞はハテナがいっぱい(*_*;???
    まずこの内容がサーカスの演目「ピノキオショー」と言えるかという点、そしてこの人間とロボットの関係を見て「面白かった」…?

    終盤の、博士の長台詞「あんなこと出来たらいいな、そういう夢を見る気持ちからロボットは作られている」という趣旨の言葉は深く頷くばかりだ。
    今後、この夢を保ったまま、ロボット工学が発達していって欲しいものだ。

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    2014/02/21 21:49

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  • ピノキオショーご観劇・コメント有難うございました。

    また、貴重なご意見、有難うございます。
    私共ももっともっと良い作品を作れるよう、精進して参ります。

    ご都合よろしければ、次回公演も是非ご来場頂き、ご意見をお聞かせください。

    2014/03/10 10:38

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