満足度★★★★
海を渡ったがために。
皆さん熱演という感じでしたが、
「日露戦争の前頃・ロンドン・国家の存亡に関わるフットボールの試合のために」
という大きな設定に対して舞台上で展開されるあれこれが
「え、それはどうなの?」となる点が多くて
芝居の熱量をそのまま受け取ることができず残念でした。
いろいろと面白そうな要素はあったんですが、どの要素を特に描きたかったのか、
それなら脚本をこうすればよかったんじゃないか、とあれこれ思ってしまいました。
練りこみ不足というか、もったいないというか。
モブ状態の人たちの演技や小道具などちょっと雑かなーと細かいところも気になったり。
でも、キャスト総出の受付・前説など、
お客さんを楽しませようとサービス精神溢れる姿勢は好印象でした。