ろりえの鬼 公演情報 ろりえ「ろりえの鬼」の観てきた!クチコミとコメント

  • イメージと違った
    今回初めて観劇する劇団さん。
    開場後、会場の中に入ると、舞台上には不気味な形の「モノ」や大きな目玉がギョロリ。
    客入れBGMとして液体が沸騰するような音が続き、時折子供の声でかくれんぼなどの歌声が入る。
    舞台の造りは工夫している。舞台上手側の奈落、奥の扉をエレベーターやアパートの扉に見立てるなど。その時々の照明の使い方も良い。

    ネタバレBOX

    「鬼」って、若い方々が強調の意味で使う「オニ」だったんですね。
    そう私は理解したのだが、そうしたら、舞台上のグロテスクなモノたちや客入れBGMって何だったのかと問いたい。そこにあるのは目玉でなくても良かったはずだ。
    鬼ってタイトルにしちゃったから、でも脚本上がってみたら全然鬼っぽくなくて、ちょっとでも鬼らしさを残しておかないといけないかな、みたいな感じがして、がっかり。

    嵐ネタや、寺山修司ネタは、これが前評判の「ろりえらしさ」なのかな?あのツッコミにあれだけの観客が笑った所をみると、やはり観客は演劇ファンが多いとみえる。
    もちろん私も笑わせて頂けた。

    過去と現在を行ったりきたりしながら物語は進む。
    しかし、混乱はしない。

    娘が母を殴ったことが原因で、母が娘のことだけをすっぽり忘れてしまったことは、娘にとって成長できる良い機会だったのかもしれない。
    でも、うーん(-_- )……ちょっと有り得ない設定が多すぎて、入り込めなかったかな。

    0

    2014/01/30 17:29

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大