No Regret No Life 公演情報 文月堂「No Regret No Life」の観てきた!クチコミとコメント

  • 芝居は楽しめました
    「いつもの文月堂とはちょっと違った短編集」
    とのことでしたが、私は今回が初見なので違いは分かりません。

    三者三様の三人三組が織りなす短編集三本立て。

    芝居は楽しめたのだが、あまりのお尻の痛さに、後半は芝居どころではない。
    芝居は良かっただけに、残念。

    ネタバレBOX

    第一話 ー春ー「低気圧ガール」
    暴風雨の日、ディスカウントスーパーの従業員控え室。
    主任(妻子持ち、今日誕生日、ナオミと不倫関係)、パートのおばさんヨシエ、アルバイトの女子学生ナオミ。
    今日が初日だったこともあるのか、序盤は会話になってなかったが、徐々に修正。
    何か言いたそうなのだが、言い出せないヨシエ。これ、主任が妻子持ちだと知ってて「好きです」告白しようとしてるのかと思ってた(本当は辞める旨を伝えたかった)。こういうミスリード、好きだ。
    ナオミさん!そんな!体張りすぎだよぅ∑(OωO; )滝汗
    主任は、ナオミのことどう思ってるのかな?暴風雨の中迎えに行ったのは不倫関係とはいえ大事なのか、主任としての面目を保つためでカラダ目的なのか。

    第二話 ー夏ー「朝顔」 三編の中ではこれが一番好き。
    尻餅をついてケガした女児カリンの父親、尻餅をつかせてしまった男児マサルの母親、子どもたちの担任。
    それぞれのキャラが生きている。各個人の背景を丁寧に描き、その上での「自分はこうだった。だから子供にはこういう教育をしている。自分はこう思う。」という所にすごく説得力がある。
    それぞれが間違っていない。だが、他人とは違うのでぶつかり合う。
    そして明らかになる真実。和解する二人。突然の告白。
    この告白は母親の慰めのシーン(ノーマルな担任)があるから余計引き立つ。冒頭の「特別な事情」ってソレかーい!!(。>A<。)
    子供を登場させないが、そこにいる工夫は素晴らしい。
    父親が一番印象に残る。明日から、担任とはどういう顔して会うんだろう。って思っちゃうから、担任の思いは告白という手段はとらずに観客に悟らせるだけに留めた方が良かったのかな。作者、演出、役者共にその実力はあったはず。

    第三話 ー冬ー「NO REGRET NO LIFE」
    第二話「朝顔」での園児達に人気の絵本作家の話。
    ノートを開くとシオン(絵本の中のキャラ)の会話が始まる、というのが良い。ノートを閉じてはいても、シオンは舞台上にいて小さくではあるが何かしら動いていることで、カオリ(絵本作家)の心中が分かる。
    絵本を書くことで、その中に逃げていたカオリ。一人じゃないと諭すシオン。それを裏付けるミチコの訪問。
    直前のカオリの状態があって、そこからのミチコの振る舞いに何かジーンと来る。

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    2014/01/22 21:26

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  • ご来場、そしてご感想もありがとうございます。
    小さな会場での公演で、諸々行き届かなかった面も多く、窮屈な状態での観劇になってしまった点、誠に申し訳ございません。
    次回は劇場で、少しでも快適な状態でご観劇頂けるよう、改善させて頂ければと思います。またのご来場、心よりお待ち申し上げます。(制作:神馬)

    2014/01/24 12:44

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