夢も希望もなく。 公演情報 月刊「根本宗子」「夢も希望もなく。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ダメな部分をえぐる
    男女それぞれ誰しもが持て余しているダメな部分をえぐり出してくる。観ている者の共感と苛立ち、不安と希望をない交ぜにした感情を引き起こさせるのが凄い。イライラするけど、完全否定出来ない自分の一部を登場人物達に感じてしまった。

    ネタバレBOX

    当日パンフにもあったが、演劇にしか出来ない演出にこだわった作りも良かった。舞台美術の違和感を徐々に解消しながら観客を引き込んでいく導入部も出色。物語の展開につられ徐々に自分の感情も深まって行くのが良かった。

    大竹沙絵子の色々あり過ぎて感情爆発してテンパって声裏返って、、の演技はなんだかんだでやっぱり好きだな。ねもしゅーでアレがないというのが最早考えられない。『中野の処女がイクッ』『モスキート』でも炸裂してたから。

    梨木智香もやっぱり欠かせない。出てきただけで何故かホッとした。雰囲気からして楽しい。独特の存在感。今作では長井短とのコンビでぶっ飛び具合がたまらない。ラストシーンの体勢が去年駅前劇場で演った『今、出来る、精一杯。』と同じという。。。

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    2014/01/18 17:17

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