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さいごの国の、はじまりの彩(いろ)
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公演情報
『和』 -NAGOMI-Company「
さいごの国の、はじまりの彩(いろ)
」の観てきた!クチコミとコメント
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狩生 士文(6)
本音の掛け合い
ワンドリンク(アルコール有)つき
まっすぐと向き合って会話する事って綺麗だと思います。
ネタバレBOX
高校生である主人公・望海は自分を見てくれない父親、姉と比べる母親、大事な姉を取った義兄、そして念願かなって交際ができたものの友達の策略で不振を抱いてしまった憧れの先輩という周囲の環境に苛立ちが募ってくる。
ある日そんな環境の中で唯一の理解者である姉・優月と喧嘩をしてしまい、数日後和解もできないまま優月はガンのために亡くなってしまう。家族も優月も望海には彼女のためにガンであることを隠していたのだ。
望海は自室で自責の念に暮れていると、優月が書いた物語を発見する。
その物語には一匹のウサギがいて望海に物語の中を案内を行う。
その物語の中である場所に来ると、どうしても開かない扉が現れる。
その扉を開くためには色のかけらを集めなければいけず、それらは物語に現れた父親・母親・義理の兄・憧れの先輩によく似た人がそれぞれ持っている。
ここで色のかけらを譲り受けるために、現実世界の4人とシンクロさせて対話をして心を一人一人通わせるのですが、その構図がお互いに似ていて順番にやっている感を持ってしまったことがが少し残念でした。(物語上のアクシデントは途中で敷いているものの)
しかし、それぞの場面はしっかりとした言葉でお互いの本音を語っており、影響しあっているので見ごたえがありました。
ところで物語中の4人はどうしてあんなキャラクターになったのでしょうか?優月にしか見せていない、望海の知らない視点でのキャラクター?それともただの気紛れ?
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2013/12/22 23:23
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