満足度★★★★
『新釈・瞼の母』観劇スズキメソッドを身につけた役者の身体は強靭だった。長谷川伸の『瞼の母』にある情緒的なものを、異化(相対化)している部分なども面白かった。ただ、芝居としてはそれほど惹き込まれなかった。それでも、上演後に行われた観客と鈴木忠志氏のQ&Aも含めて、「演劇とは何か?」ということを深く考えさせられた。それは、一方で敬意を持ちつつ、もう一方で批判的な思いもありつつ、すべて含めて、多くの問題提起を上演全体から受け取った。
ネタバレBOX
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2013/12/21 03:27
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