治天ノ君 公演情報 劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」の観てきた!クチコミとコメント

  • 震えた。
    素晴らしい舞台だった。素晴らしい、としか言えない語彙力のなさが情けない。そんなに簡単な言葉で表せるものではないのに。

    大正天皇の生涯を軸に、明治の終わりから昭和の幕開けまでを、皇室を中心に描く。
    大正天皇の妻である皇后節子がストーリーテラーとなって話は進む。

    物語の構成、台詞の一つ一つ、どれをとっても秀逸。登場人物一人一人、それぞれに、それぞれの確固たる生き方(信念、誇り、考え…とかそういうの全部!!)があり、またそれらの全てに無理がなく、どの生き方も理解できる。
    作家が紙面に込めた思いを、役者は見事に舞台上に表現した。増幅させた。お辞儀一つとっても、洗練されている。特に大正天皇と侍従四竈の熱演、皇后節子の高貴さ、明治天皇の威厳が印象に残る。
    私、公演中何回泣いた?というくらい泣いた。

    ラストシーン、あの君が代に身体が震えた。

    君が代とか皇室とか書きましたが、軍国主義的な内容ではありません(^^)


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    2013/12/19 17:20

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