珈琲法要 公演情報 青年団若手自主企画 河村企画「珈琲法要」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    この時代・・
    ロシア人をアジアの人々が恐れたのは良く分かる。

    赤鬼のような顔をして人を食う、とか言われても、
    実際、ロシアの探検家(=略奪者)たちは、
    海の向こうのアムール川流域なんかでそれに近い行為を行ってきた。

    国家という形態を持たなかった少数民族などは、
    今では言語に至るまで焼尽して、痕跡すら残っていないものも多い。

    ・・じゃあ、日本人はどうだったのか、と言われると、
    アイヌ人などに同様の行為を行っていた。

    あの世のような場所に送られて、
    木の葉のように人の命が散る、
    そんな姿を知床の神々はどう思っているんだろうか?

    高校生の時、読んで感銘を受けた
    ディーノ・ブッツァーティ‎「タタール人の砂漠」を思い出した。

    企業に悲惨な土地に出向を命じられているサラリーマンと重ねても興味深いのかも・・。

    ネタバレBOX

    こんなにも絶望的で悲(喜)劇的な状況なのに、
    珈琲がコミカルな小道具として登場するのが面白い。

    津軽弁の独特なリズムが物語に潤いを与えていると思う。

    脚本買いました・・(笑

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    2013/12/15 00:40

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