阿部サダ二人キリ 公演情報 蒼い電波塔の会「阿部サダ二人キリ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    主役の重要性
    下北沢「劇」っと言う、狭い小屋で、照明のプランが良かった。
    選曲について、ちゃらい感じの曲が何度か使われていましたが、舞台と合って居ないと、感じました。

    脚本は、実在の事件「阿部定事件」に基づいて書かれてあり、全体的に実話に近く書かれてありました。

    主人公の阿部定を演じる方が、みすぼらしい崩れた髪、着崩れた着物
    意図的であるなら、私には意味が解りませんでした。

    阿部定は、稽古事を沢山習い身だしなみには、気を付けて居たと想像していました。それが大きな減点要因です。

    ネタバレBOX

    阿部定事件に焦点を当ててあり、定が勤めていた先の、主人に恋心を抱く
    かつて、何人もの男性と関係を結び続けて来たけれど、店の主人だけは特別な思いがあり、独占欲から、絞殺 並びに、下腹部の切除をし持ち歩いた。

    この部分が、重要になって来るはずですが、
    阿部サダからは、特別な感情を抱いたようには、観えなかった。

    周りの人のセリフには、
    「随分と、変わったね。」の
    様なセリフが多く聞かれるが、役者さんからは、恋心を抱いたようには見えない。以前と変わらない。会社のお局様の様な雰囲気は、最初から最後まで変わらなかった。とても、残念です。

    周りの役者さん、特に女性達の多くは、役その物になっていて、観て居ても安心できました。

    細かい事を言うと、電話機の使い方がうかつにされて居たのが、道具をそろえて頑張った事に、報われないと思いました。

    ラストは、おにぎりやで終わるのだけれど、そこに亡くなった主人の女房が登場するのだけれど、何とも言えない 空気が胸に突き刺さりました。良かったです。

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    2013/12/10 19:23

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