満足度★★★★★
「“INDEPENDEENT:13”」1ブロック観ました
日曜に、通しで観に行きました。(この前日には、東京でF/T・木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談」6時間通し上演へ。そこから夜高バスで移動して、こちらも6時間コース。。。)
津や名古屋の、東海地方版は観たことあり。
今回出演される岸・正龍さんは、そちらの常連。本家インディぺについに出演!
裏のマドラスでカレーを食べて、まずは1ブロックへ。
[「シロとクロ」 (出:米山真理 作・演:勝山修平)]
アクションし続けながら唄い語る叙情風景。
からだで謳うセピアな思い出。身体版・みんなのうたの趣も。
[「short stories」 (出・作・演 いいむろなおき)]
照明の切り取りなど、見せ方も研ぎ澄ました超絶マイムの進化論。
身体の縮尺や重力までも制御されているかのような異空間。
いいむろさんは終演直後、三日後の東京・こまばアゴラ公演のため、そそくさと退場。腰が低く挨拶されるそのお姿にも衝撃w (知人「世界のいいむろなのにねえ」)
[「ねぇ、ムーちゃん」 (出:ナガムツ 作・演:亀井健)]
唯一無二のキャラを生かした関西的不条理。
なぜか背景に、新今宮駅(西成・釜ヶ崎の前)が浮かんで見えた…
[「ウィザードリーマン・ビギンズ」 (出:岸☆正龍 作:二郎松田 演:おぐりまさこ)]
初日は大苦戦したらしいけど、私の観た回では、戯曲・演出・演技が噛み合い真価発揮のスラップスティック。(土曜はもっと大受けだったそうな)
本人曰く、(公演期間中、激しく評価が変わったことで)「舞台の恐ろしさを思い知った」そうです。。。
ちなみに岸さんは、マジックも得意なんですよー(^ω^)
1ブロックの白眉はやはり、いいむろなおきさん。マイムという表現への強い信念も感じさせられる姿。
岸☆正龍さんも、アウェイであれだけウケてよかった!本家インディぺ出演という悲願を果たされた…
じつは、本職(社長!)の都合で役者は引退されるそうですが、一人芝居はライフワークで続けてほしいです。
上の喫茶店でしばし休憩、次のステージへ。
(2ブロックへ続く→)