満足度★★★★
家族愛の物語
とても良いお話でした。
いつもに比べると笑いはやや抑えめに感じられましたが、
観劇後には心があったかくなるような作品です。
他界した父が霊となって娘に会いに行くも娘には全く霊感が無く、すれ違うばかり。
いつも通りにドタバタでコミカルな展開で進む中、
物語終盤の丈助の本心からの想いを叫ぶシーンは脚本、演技ともに素晴らしかった。
何度観ても涙腺を刺激されてしまいました。
そして、出番は多くは無いのですが丈助の妻・結希の存在も大きい。
つかみ所の無いキワモノっぽいキャラですが、要所要所で夫や娘への愛情がしっかりと伝わってきて、親子というよりは家族愛の物語なのだなと感じた。