吉乃が効いている吉乃役の小鶴瑠奈さんが良い。動きのキレ、声色の使い分けなど素晴らしい。ストーリはタイトルからも予想されるように「宗教的信仰」の話題も多いが、本質的には「家族愛」が中心テーマになっている。こういうテーマを描きながらも「感動の押し売り」に走らず、淡々とエピソードを積み重ねることで「劇場を出た後も余韻が残る公演」になったと思う。あえて難点を挙げれば、「ステレオタイプの役作り」が散見されたこと。もっと「リスクを負った役作り」をすれば、もっと良い公演になったと思う。
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2013/12/03 23:36
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