地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち- 公演情報 てがみ座「地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題907(13-336)
    19:00の回(曇)。18:35会場着、受付(受付は18:15から、指定席、座席は「Aパターン」)。舞台は古い木造の大きな部屋、横長の机(作業台らしい)、椅子、上手に棚、下手は2階への階段。奥は廊下、ガラス戸、雨戸が閉まっている。18:56前説(150分)、開場時から聞こえているざわめきが止まり列車の音(?)、くぐもった話声、時間通りに開演~21:29終演。正面に「1935年」「1943年」「1945年」と表示され、徐々に戦争の影が拡がってきます。
    てがみ座は8作目(本年は3作、「おたより」を含み、スタンプラリー完結)、ここ数作は対面式でしたが、本作は通常の配置。七味さんがでるというのでどのような役なんだろうと思いながら開演を待ちました。遥かな昔ではなく振り向けばすぐ見え、手を伸ばせば触れることができるはずの「時代」、戦いが終わるその前までをひとつの部屋から描いた作品。ランプにかけられた黒い布は「灯火管制」でしょうか、戦争の影が徐々に沁み出してきます。大東亜共栄圏、空を覆う「B(BOMBER)」、敗戦の予感、そして舞台は一足飛びに現代へ。

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    2013/11/22 12:28

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