紅小僧 公演情報 劇団桟敷童子「紅小僧」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    今年一番きれいな秋
    風撃ちと数えて2回目。
    しかし、親を失った日に見るものではなかった。
    親を失ったというか実質、絶縁になった日。

    わかりあえない親とはもう一生わかりあえないのだと
    ボケとの戦いの始まりを見た。

    ネタバレBOX

    愛するものとの別れのシーンでは
    そんな日だったのですすり上げるほど劇泣したが、
    全体で言えば風撃ちと似ているところが
    多く、前回ほどの衝撃はなかった。

    どうやらいつも「民話」「土着的因習」「風」が
    モチーフになっているようですね。(前回との比較のみ)

    声高かに「怪しい」「危ない」「不吉」という言葉を叫ぶことで
    自分たちの主張が正しいとする一般市民群の動向は
    まずもって今の世の中と同じであって、
    日本人的な因習が今も変わらないことを示していた。

    正直、あのシンボル像はいらない気がした。
    別の劇団でも同じようなことをしていたのを見たので。
    話と迫力で押せる桟敷童子が、そんな賑やかしみたいなことを
    やらなくてもいいんじゃないでしょうか。

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    2013/11/20 22:04

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