息をひそめて―シリア革命の真実― 公演情報 ワンツーワークス「息をひそめて―シリア革命の真実―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 初めてのドキュメンタリーシアター
    ドキュメンタリーシアターというものは初めて観た。
    上演時間2時間強。
    上演までの待ち時間にマックで寝てしまうほどの睡魔に襲われていたが、上演中は眠気とかどこかに吹っ飛んでいた。

    シリア国民の声を一言一句変えることなく仕上げられた脚本。
    7か月に及ぶ証言の数々を芝居として成立させているのがすごい。

    現代に生きる日本人のほとんどは戦争を知らない。
    劇中に「知らない人間は想像することだって出来ないんだよ!」という言葉が出て来るが、役者さんたちの演技はどういうことか。
    役者全てがそれほどの熱演だった。

    物語はどんどん暗い方向に進む。
    シリア人同士が戦っている状況であるが、彼らの根底にあるのは宗教だ。
    お盆くらいしか自身の宗教に触れる機会のない、ほぼ信仰心のない私にはこの感覚はよく分からない。

    同じ地球に生きる者として、私達は知っていなければならない。私は偶然にもこの芝居を知って、今日観劇出来たことを幸運だと思う。

    ネタバレBOX

    自由を求めて革命(というか、初めはデモなど)を起こしたシリア国民。
    最初は「国民に自由を!」「自由を手にするんだ!」と夢や希望に満ちていた。
    そんな空気が、政府による弾圧や虐殺、それを知りつつも傍観を決め込む国連の対応、国内の争いがいつしか他国の争いにすり替わっていく(シリア政府を支援する国vsそれに反対する国)ことなどで絶望に変わってゆく。
    一人の大学生が、その大きな濁流の中で、活動家になり、その後自由シリア軍に参加してゆく様は胸が痛くなる。

    ジャーナリストのインタビューに答えている証言をそのまままとめたものなので、役者は観客に語りかける形式で物語は進む。

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    2013/11/14 00:08

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