大迫力の舞台!ー市民の力で、地球は変わるはず
歌で性別、年齢、国籍、人種の違いを越えられるように、世界中の人々が「助け合いの精神」で 一つになれるはず。そのような確信を与えるミュージカルだ。
「赤毛のアン」は1900年代初頭、カナダの孤児院に育った少女アンがマシュー家に引き取られ、学校や家庭、地域での出来事を通し、教育者アンへ至る成長を描いた作品である。時代性から読み解くと、第一次世界大戦中、もしくは その戦後であり、「女性参政権」等のデモクラシーが力を持つ時代。
主催の「NGO法人国連クラシックライブ協会」は、国際連合の下部組織である。3日の千秋楽休憩中、国連地球憲章の前文がスピーカー越しに伝えられた。
国連地球憲章は4章、16条の構成となっているが、3章、4章の私たちの暮らし全般に関わる条項をご紹介したい。1章、2章は地球環境の保全を訴える内容である。
「3章 社会と経済の公正
倫理的、社会的、環境的要請として、貧困の根絶に取り組もう。
あらゆるレベルでの経済活動やその制度は、公平かつ持続可能な形で人類の発展を促進するものとしよう。
男女間の平等と公平は、持続可能な開発にとって必須なものであることを確認し、教育、健康管理、経済的機会を誰もが享受できるようにしよう。
すべての人が自らの尊厳、健康、幸福を支えてくれる自然環境や社会環境をもつ権利を差別無く認め、特に先住民や少数民族の権利に配 慮しよう。
4章 民主主義、非暴力と平和
民主的な制度と手続きをあらゆるレベルにおいて強化し、統治における透明性と説明責任、意思決定へのすべての人の参加を確保し、裁判を利用できるようにしよう。
すべての人が享受できる公教育や生涯学習の中に、持続可能な開発に必要な知識、価値観、技術を取り入れよう。
すべての生き物を大切にし、思いやりを持って接しよう。
寛容、非暴力、平和の文化を促進しよう」
2013/11/15 22:17
観てきた!へのコメントもありがとうございます!
ネタバレも含め、沢山コメントをいただき、うれしく思います。
スタッフ、出演者一同でシェアーさせていただきます。
これからももっと精進し、明日にむかってがんばります。
12月には アンのクリスマス、3月には環境ミュージカルの公演がございます。
2014年は2回目の欧州公演、日本からのメッセージを届けにまいります。
これからも元気頑張ってまいります。引き続き、応援 よろしくお願いいたします。