MIWA 公演情報 NODA・MAP「MIWA」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    面白い!
    実は「野田地図になってからの芝居は、ちょっと分かりにくいな」と思ってました。夢の遊眠社時代の野田ファンです。
    この『MIWA』は、昔の遊眠社を思い出しました。二重構造、言葉遊び、そして野田さん。おもいっきり堪能しました。ありがとうございました。
    できれば、もう一度観たいです。
    ちりばめられた言葉やエピソード、美輪さんや三島由紀夫を知っていると、余計に楽しめます。推薦図書『オーラの素顔』(笑)

    友人が「美輪さんが言うと自慢話にしか聞こえなかった話が、この芝居だと腑に落ちた」と言ったのも、面白い感想。


    ネタバレBOX

    宮沢りえさんの美輪少年、良かった。万年町の時はそんなに感じなかったけれど、この芝居では美少年ぷりが輝いていました。
    最後の「愛の讃歌」場面は(歌ってなくても)トリハダもの。

    もう一人の美輪さん、古田新太さんも、やっぱり良かった。安定した面白さ。存在感。
    この二人で美輪さんを表現するという発想が、本当にすごい。

    個人的にはナルシーの出番がやたら多くて(笑)、うれしい。

    浦井くんも小出くんも大好きな役者なので、この二人とナルシーが並んで立っていると『俺得』という言葉しか浮かんでこなかった(笑)

    役者さんがそれぞれ豪華すぎて、無駄遣いっぽくなっている気もした。けど、野田さんだからこれだけ集められたんだろうなー。

    最初の場面は『リボンの騎士』みたいでしたね。天界からふたつの魂が一つのからだに落ちて行くというところ。
    ビョルン・アンドレセンの肖像がフヤケて古田新太という場面や、三島の「この思い切ったこしらえに免じて」とか、個人的に大笑い。隣席の人には迷惑かけてしまったかも。すみません。

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    2013/10/29 08:13

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