満足度★★★
寺山修司という人
寺山修司作品を観に行く事は結構多いのですが、いつも思うのは、会場にいる人が作品や劇団に惹かれているのではないような、寺山が好きだから来てるんだというような独特の拒絶感みたいな雰囲気を出している事が多い気がします。
近しい仲間と仲が良いのは仕方無いのでしょうが、こちらはやはりその雰囲気はある物の、どちらかと言えば寺山よりも劇団自体のファンが多いように感じられて、個人的には好感が持てました。
暗黒の宝塚と書いてあったように、出演者が女性ばかりなのも要因でしょうか。
程良いチープさの中に、ちゃんとお芝居を締めてくれる役者さんもいて、数年前に日暮里の方で同じ作品を観ましたが、僕はこちらの方が好みでした。
2013/10/19 21:27
2013/10/14 12:09
何気に感激です♪
そうですね。
色んな人達が色んな考え方で立っているからこそ、舞台は面白いんだと思います。
私の好みも一つの形なら、それを是とするか否かも一つの好みです。
だからこそ面白いのだと思うのですが、なかなか多くの人には伝わらないジレンマと言いますか……
でも、良い物は良いです♪
僕は全面支援です。
アリスは仕事の日程的に無理なんですが、皆さんが良い作品を作ろうという意欲を感じられる作品になっている事と信じてます。
日暮里の作品にも出ていらしたんですね。
すみません。
あの時は、正直僕にはつまらなくって、何の感慨も持ち合わせていませんでした。
闇をテーマにしながら、闇に飲まれてしまっていたり、表現力の大小を考えてこの配役なのだろうかとか、裸の雄弁性が現代では大して存在していない事を理解しているのかなどという疑問が多く残ったというのが印象でした。
否定的な事を書いてしまってすみませんが、せっかく返信コメント頂いたので、正直に書かせて頂きました。
何にしても、役者さんの立ち姿が舞台の構築に足りていないという事がなければ、面白くない舞台なんて無いと思っているので、そういう意味では日暮里の同じ作品も当たりだったと言えます。
今後もこうした集中力のある舞台を期待します……なんて言うのは傲慢かもしれませんが、応援させて頂きます。