盲人書簡ー上海篇ー 公演情報 盲人書簡ー上海篇ー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    好きな団体さんですが
    会場の小ささにビックリする。相変わらずのチープで華やかで、退廃的な空気を堪能。

    だったのですが、昔ほど楽しめませんでした。
    客を意識しない芝居なんだなぁって覚めてしまったからかもしれません。昔みたいな吸引力がなくなったから、気になったのでしょうか。

    寺山好きなんですけどね。

  • 満足度★★

    アウェイ感を堪能…
    ソワレ観劇。
    お嬢さんたちの背徳的な雰囲気と、部外者のアウェイ感を十分すぎるほど堪能。マッチの香りを吸い込みながらセリフが聞けて良かったです。
    あとはいいこと書いてないのでネタバレBOXへ収納します。

    ネタバレBOX

    チケットを持っていても受付が必要だという説明なし。おまけに正規ルートで買ったチケットを提示しているにも拘わらず、何のチケットか分からないようで、キョトンとして無言になる受付で面食らう。
    舞台を見る前から感じが悪くなってしまい、非常に勿体ない。身内受けに走り過ぎるとこうなってしまうのか、と良からぬ勘繰りをしてしまった。新規客に優しくない風土のようで、軽率に迷い込んですみませんでした。

    黒蜥蜴の衣裳、ガーターベルトの付け方が実用向きでなかったが、ビジュアル重視であれば構わないということか。
  • 満足度★★★

    寺山修司という人
    寺山修司作品を観に行く事は結構多いのですが、いつも思うのは、会場にいる人が作品や劇団に惹かれているのではないような、寺山が好きだから来てるんだというような独特の拒絶感みたいな雰囲気を出している事が多い気がします。
    近しい仲間と仲が良いのは仕方無いのでしょうが、こちらはやはりその雰囲気はある物の、どちらかと言えば寺山よりも劇団自体のファンが多いように感じられて、個人的には好感が持てました。
    暗黒の宝塚と書いてあったように、出演者が女性ばかりなのも要因でしょうか。
    程良いチープさの中に、ちゃんとお芝居を締めてくれる役者さんもいて、数年前に日暮里の方で同じ作品を観ましたが、僕はこちらの方が好みでした。

    ネタバレBOX

    全体的に若い印象というか、少々つたない感じの出演者が目立つものの、それが反対に良い味になってるようにも思いました。
    ある種の統一感のようなものなのかな。だから、同じように決して上手ではない感じの男性出演者達が、僕にはどうにも邪魔に感じられ……
    ボンデージのセクシーな女優さんが出て来た時にも、なんだか一人だけ浮いていて少しなじめませんでしたが、どうやらこの人がトップ?みたいな人なんですね。そういう位置でって思ってみれば、なるほど、暗黒の宝塚と思いましたが、作品の雰囲気としてはもう少し抑えてもらった方が観やすかったかなぁ……
    好きだなと思ったのは、チャイナ服の姉妹を演じていた方達で、言い方は悪いですが、今一つお芝居になっていない全体をちゃんとお芝居に引き上げているなぁと感心しました。
    あとで気付きましたが、姉妹の片方の人は先日拝見した鬼面組さんの藤原高子の方で、こりっち内でも気になる人に登録したクセに気付かなかった自分に少しヘコみました(笑)
    小劇場にこういう役者さんがいると何だか少し安心します。

    開場中に出演者が劇団のおみくじを販売していて、当たりくじだと稽古場写真がもらえるとの事で少し興味があったのですが、さすがにちょっと恥ずかしくて買えませんでした。

    そうした点も含めてですが、ちょっと手作り感のある学園祭のような雰囲気という感じです。

    個人的には、寺山作品はどれだけ寺山の殻から出て来たかが面白味だと考えてるので、劇団の持ってる色にちゃんと染められてるのは好印象でした。

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