満足度★★★★★
『サラ金』=『東京』として観ると…
『サラ金へおいでよ』というタイトルのままで観賞すると、「あれ!?サラ金っていう割にはダークな感じがしないな~」となったけど、冒頭部分でのナレーションをよく聴いて、『サラ金』を『東京』、つまり『東京へおいでよ』と読み替えると、スッキリした感じで舞台を観賞出来た気がします。
別に『東京』=『悪』っていう価値観を押し付けるわけじゃなく、『夢も希望も入り混じってる場所で、何らかの目的を持って生きてる人達がいる。もしかしたら目的が無い人達もいるかもしれない。そんな中で、ある集団が東京へ来たよ。さぁ、彼らはどうなるのかな?』
そんな風に舞台を眺めたら、不覚にも泣いてしまいました(T_T)
思わず笑う箇所?役者?もありますが(笑)、現代風刺を面白い角度から作りあげた作品だと思いました。
2013/10/13 17:04
作品を観て、色々な感想や疑問などを持っていただけて大変嬉しく思います。