イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】 公演情報 劇団東京イボンヌ「イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    感動は一度がいい。
    現代とベートーベンの生きた時代を並行させながら、ベートーベンの様々な楽曲をライブと音源で十分に楽しませてくれました。照明がよく、特に下からの照明が雰囲気を盛り上げている。衣装の色彩にも細かく注意が払われ、父と娘のシーンでは赤と緑を基調とし、不安定で愛憎半ばする関係をよく示唆しており、ベートーベンの時代は白が基本でクラシックな感じをよく表わしている。解り易い演出があちこちに見られ、現代とベートーベンの時代の社会の問題点なども浮彫りになっており、とても見応えがありました。ただ、楽曲とお芝居のコラボなら、クライマックスは一度で良かったと思います。

    ネタバレBOX

    すいません、少々衣装にケチを。マリアの衣装やアクセサリー、髪型など、素晴らしかったです。これに比べ、ベートーベンやシューベルトなど、男性陣の艶のあるファブリックや鬘が少し安っぽく見えた。同じ白でも素材が違うと雰囲気が全然違ってくる。これ、全体に薄いセピア色に統一できればさぞ美しかったことと思います。それと、せっかく映像を使うのだから、時代を示唆するだけではもったいなかった~。「イッヒ・リーベ・ディッヒ」の歌詞の訳とか、当時の街の様子などをそれこそセピア色で流せば素晴らしかったと思う。あるいは、ピアノ演奏の手元とか客席からは見えないので、ぜひ映して欲しかったですね~。私はピアノのコンサートの時は必ずピアノを弾いている手元が見える席に陣取ります。これ、ライブの楽しみの一つなんですよ~。ぜひ見たかったなあ。ストーリーは現代、過去ともにもう少しサスペンス色があればもっと楽しめたかな。それにしても、なぜ「イッヒ・リーベ・ディッヒ」を2度使ったのだろう。どんな名曲でも2度目は感動が薄れる。また、クライマックスは歓喜の歌とみちるの叫び声だったと思うが、どんなに大音響にしても小品のピアノと歌のライブには敵わない。感動がばらけてしまう感じがして、なんだかちょっと残念な感じが残った。それにしても平日のマチネで満席の入り。現代の観客はこんな劇を欲しているのかもしれません。それとベートーベンがそこはかとなくお笑いテイストなんですけど、そう感じたのは私だけ?

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    2013/10/02 19:54

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