満足度★★★
情緒か……ルデコでの初演を観ているからか、これは新しい作品だと先入観を拭おうとしても、あのときの硬質感は感じられず。文学座渋谷はるかの「魅せる力」に頼るなかれ、と思いつつも、彼女を豹変させるべき各々の豹変はもう一息、彼女が自ら変化を起こしている感あり。とはいえ、古川氏の脚本は、集団心理を若いながらに真摯に穿っており、今後の執筆にも期待がつのる。
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2013/09/25 02:25
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