満足度★★
誰のための演劇?
脚本、演出、役者(1名)がお金を取る水準に達していませんでした。
脚本はカレル・チャペックという方の『ロボット (R.U.R.)』を参考にしたようです。自分は彼の作品を読んだことも彼についての知識もないので以下に書くことは推測です。当時の科学技術と現代の科学技術との溝についての批判は他の方が書いているので述べません。自分は、カレル・チャペックが『ロボット (R.U.R.)』を書いたときの思想について言及します。Wikipediaの情報とその時代から推測するに文明批判だけでなく政治・社会思想も含まれていたと思います。しかし、そういう部分は垣間見えませんでした。こういう要素を見えない程度にストーリーに敷くと深みが増すのでは、と内容が薄っぺらかったので、老婆心ながら言っておきます。
以下ネタばれ↓