ここにいたのにいなくなる 公演情報 あさかめ「ここにいたのにいなくなる」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    不思議な時間軸
    「HIGURE 17/15 cas 」って所初めて行ったんだが。
    いやー普段行っている下北あたりの劇場とはまったく印象が違う所だった。
    外を走っている車とか自販機でジュースを購入する一般人が普通に見えるし、
    それなりに外の騒音も聞こえて来る。
    照明らしい照明もなく、、、と、それはそれで面白いと感じもしたが。

    客席は約20。1人2000円未満。ううん、これ利益でてないんじゃないかと、
    勝手に不安になる。

    芝居の内容だが、、、とにかく不思議な時間を利用した話だった。
    なんというか、ネタばれないように説明するのが難しいんだが、
    一冊の本を、目をつぶって開いたところだけ読む、という作業を
    繰り返しているような感じ。(うむ、例えがわかりにくいな)

    ネタバレBOX

    自分の勘違いでなければいいんだが、
    ほんと、しっかり観ていないと、「あれ?いま何時の時間軸なんだっけ?」
    となってしまうと思う。いや、しっかり観ているからこそなってしまうのか。
    5年ぶりに古巣のアトリエ?に帰ってきた女芸術家が、いつの間にか5年前の自分までの適当な「時点」の自分になって会話をしつつ物語が進んでいく。
    他の登場人物も「時点」が適当に揺らいでおり、
    5年前の女芸術家と、5年後のその他の人物が会話をする、というような
    場面が普通に出てくる。
    ルールさえ飲み込めれば、観る方も適当な感じで観るのでいいが、
    始めのうちは、物語の筋を追おうとしてものすごく混乱してしまう。

    一般人も自由に購入できる自販機で缶コーヒーを買うシーンがあったり、
    劇中に玄関から役者さんが出入りするなど(雨降っているので外では傘をさされていたり)、不確定要素が多く、観る側にとってもいい緊張感を産む仕掛け?になっていた。

    劇場が、演劇をやるには正直不向きな感じだったが、
    もう観る側をあまり考えていないともいえる時間軸設定と、
    女芸術家役の方のなんとも芸術家らしい動きがとても印象深い内容だった。
    この劇団の次の公演も、出来れば観たい思います。

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    2008/05/30 01:06

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