パソドブレ 公演情報 発条ロールシアター「パソドブレ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    安心して観ていられる脚本
    旗揚げ公演は残念ながら観ることが出来なかったのだが、HPを見ると登場人物が一人増えているようだ。誰が増えたのだろう?これならみておきたかったな~と思わせていただきました。
    田中のある種覚めている感覚と云うのは、最近の若者感覚とでも言えるのだろうか?
    登場人物は一癖も二癖もある人物ばかり、其々が不思議な縁に引き寄せられて四畳半の一室へ、その人間関係の絡み方は則末さんの力量の表われだといつも感心させられる。

    ネタバレBOX

    初日に伺ったが、受付に出演者の優也さんがいて、少し驚いた、出演者なのだから誰か変わってくれないの?会場案内は前回出演者の孫さんがされていて、なんだか得した気分。
    案内を見てみると今回の登場人物は焼き物の名称だ(ストーリーとは直接関係ないが)発条の登場人物はよく何かの名前で決められているな、その遊び心は好きだな。
    田中の部屋は四畳半との設定だがこれだけの人数が集まったら身動き出来ないよな、と思ってしまった、則末さんごめんなさい(だって一辺3m弱の四角い部屋ですから)今回の舞台は、持ち道具に少々不満が、織部中尉の持っていた刀(軍刀)は形が違うなと思ってしまった、銃もワルサーPPKの様だったし(時代が合わない)益子巡査の持っていたのもオートマチックだったけど、多分あの時代の巡査ならリボルバーだと思います。まあそんな細かいことは無視しても良い程度の事ですが。
    今回の登場人物の関係がタイムスリップ物で少し判りにくい部分があるのですが、良い意味で裏切られたりして、整理する意味でももう一回みてみたい。

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    2013/09/06 16:12

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  • ご来場とコメント、どうもありがとうございます、演出の則末です。
    受付はあえて彼にやってもらいました。後半まで出てこないのでお客様への顔見せの意味もこめて(笑)

    ご指摘の持ち道具の件、実は他の理由もあり土曜日の昼の回から変更しました。長もの(刀)は動きにも関わり危ないのでそのままでしたが、巡査の銃をリボルバーにして、中尉の銃も変更しました。
    見え方を優先するためにあえて時代考証を無視して作る場合もありますが、今回はそういったこだわりの無い部分だったのでご指摘ありがたく頂戴いたしました。ありがとうございました。

    ちなみに稽古場で一度、本当の四畳半のスペースで芝居しましたがギュウギュウで面白かったです。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    2013/09/23 16:08

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