満足度★★★★
最終日マチネ観劇
既に終了した公演ですが、記入したコメントを誤って消去した為、再投稿。
明治の時代の言動にしては、男女のやり取りが明け透けで、女性が寝間着姿で人前に出るとか、今よりもその時代のお産は命がけだと思うがなんか扱いが軽く見え、矛盾を感じた箇所は幾つかあったけど、噂の一人歩きによる市井の混乱具合、天文学者の学問の倫理観や信念、苦悩や葛藤の部分は大変見所がありました。
時代は移り変わっても、似たような状況はつい数年前に起こったばかりだし、気分が滅入りそうになったけどラストの描写で救われました。
作者の村松さんはまだ20代、これからの活躍が楽しみです。
軽め描写の同性愛、家族、子供、歴史が繋がる等のキーワードは、最近流行なのか、よくある描写という印象がなきにしもあらず。