満足度★★★★
後半の加速が・・・
とても素晴らしい・・。
正直な事を言うと、役者さんが何役も兼ね、並行してすすむ物語が、少々わかりにくい部分もあった・・。
が、最後のクライマックスは素晴らしいの一言。
どんどん引き込まれ、最後は熱いものが胸に込み上げた。
相も変らぬ退屈な風景に時間を持て余す国境警備の場面から、物語は始まる。
この辺り、近くて遠いお隣の国でもこんな情景があるのかな、などと思いを巡らせる。
目的も意義も見出せず、戦いの前線に駆り出される兵士達。
民間の村に紛れ込み、自軍の空爆に死に追いやられる仲間の兵士。
Tレックスのポップな音楽をBGMに、戦争の悲惨な光景が淡々と描写される・・。
南の自由の国への脱出を夢に描きながらも、国同士の戦いに翻弄される人々・・。
日本にいれば意識させられることはほとんどないが、今この瞬間、何処かの国ではこのような殺伐とした場面が現実に繰り広げられているのだろう。
平和と水はタダと思っている自分達に鳴らされる警鐘。
平和ボケした今の日本で、こういう作品が書ける作者に、敬意を表したいと思う。
2008/05/29 00:06
2008/05/28 17:05
2008/05/28 01:42
2008/05/27 16:59
2008/05/27 03:30
2008/05/27 02:30
2008/05/27 02:21
2008/05/26 01:08
2008/05/25 23:46
こちらこそコメント有難うございます。
また観に行きます。
応援しています、次回も楽しみにしていますよ。