僕にしてみれば正義 公演情報 箱庭円舞曲「僕にしてみれば正義」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    思ったより淡々と
    時間軸を異にした日本のふたつの悲劇をひとつにまとめて構築された世界でいろんな人物の現実逃避が絡み合って物語が進んで行く。お互いに主張と矛盾を抱えながら。。。という流れ。思ったより淡々とラストまで運ばれるのだが、最後は色々と考えさせられた。

    ネタバレBOX

    須貝英、片桐はづきは期待通りに良かった。ただ、期待通りのままというか、良くも悪くもいつもの印象のままだった。気弱で人がいいが実は芯の強い男の子。気が強くて快活なのに実は脆い部分がある女の子。的な。好きなんですよ。だからこそちょっと苦言。

    客演陣が創り出す笑いのクオリティが異様に高い。ザンヨウコの序盤のしゃべくりや中盤の「服、」のくだりは大笑い。クボカンの出てくるだけ空気変えちゃう存在感も神戸アキコの怪演ぶりも流石。声出して笑ったのはこの三人の誰かが絡んでいるシーンばかり。

    座席案内の為に前方で誘導されていたスタッフの方の対応が素晴らしく感心しながら眺めてた。ああいう人がいると和む。あと、初日もそうだったらしいが、劇場内が相当暑い。おそらく真夏日マチネ満席だとスズナリの空調は効かないのだろう。辛かった。

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    2013/09/01 18:01

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