『MOJITO』『想像』(ご来場ありがとうございました。御感想お待ちしています!) 公演情報 BARHOPPER × MU「『MOJITO』『想像』(ご来場ありがとうございました。御感想お待ちしています!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    だー
    面白い。演技も上々と思う。

    ネタバレBOX

    「MOJITO」
    大学時代に一度だけ江ノ島にデートして、お互い好きだったけど付き合えず、そのままの人生を歩んだ佐熊(町田彦衛)と一村(高橋恭子)。印刷会社の営業をしていて、彼女と結婚しようと考えている佐熊は、一村に一応の距離を置こうとする。家庭持ちや彼女持ちばかりと付き合っている一村は、色々傷つき江ノ島近くで一人暮らしして、スナックに勤めている。佐熊への想いを匂わせつついるも、佐熊に近づけない一村。佐熊の彼女が浮気していたことをきっかけに仕事をやめる佐熊。二人はついに、江ノ島水族館で合うことを決意する…。
    メールという書簡体の朗読劇(初回は手紙だけど)。別々の人生を歩んだ30くらいの男女の、ズルさとストレートさを併せ持ったメールに、ニヤニヤしてしまう。色々と上手いなって思った。
    地雷女な一村(女性からしたらそうでもないかもしれないが)が素敵。美人さが地雷さを引き立てている。佐熊の対応の微妙な感じも上手いなと。最後の、会わないと決めてからすぐにメールしなおすとか上手いなと。
    水族館で(笑顔で)再会するってとこで終幕。爽やかなラストに満足感もありつつ、二人が上手くいかないような予感も。良くも悪くも等身大で、ちょっとドラマチックなとこが気に入った。

    「想像」
    双子で近親相姦な順(青木友哉)と尚美(宮田智佳)の電話での会話劇。エロ漫画家(ダー)と結婚したせいで勘当喰らった尚美。バンドのファンだった、バツイチ瘤付きと付き合う順。近親相姦を墓場まで持っていくと約束した二人だったが、このことは二人の人生の底に澱み続けたままだった…。
    双子の近親相姦って変化球な作品(mojitoがストレートなので余計感じた)。「シンクロ」することが二人の関係を縛り続けているかのよう。尚美でしか勃たない順。エロ漫画家だったら自分を理解してくれると考えた尚美。終盤で、二人はシンクロしてないと尚美が言うが、無理しているようにもとれる(尚美らに子がいないのは自然なのかシンクロのせいなのか)。
    二人の話にやらしさはないけど、ドロっとした感触の作品。これも「男女」であるってとこがミソなのか。同調できないけど。

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    2013/08/28 22:57

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