4x1h Reading #0 公演情報 4x1h project「4x1h Reading #0」の観てきた!クチコミとコメント

  • group B
    両グループの中から2作品が選出されて9月に公演を迎えます。なので今回はコンペみたいなもの。ってことで、各演目の終わりに拍手をしない事を心掛けました。シビアに観たよ。

    ネタバレBOX

    ■「喫茶店」マキタカズオミ(elePHANTMoon)
    他愛無い会話をする男女の元に返り血を浴びた女が。その店の奥には男が監禁されていて、金と引き換えに甚振られている。男は人を殺してしまい、その身内に囚われて報いを受けているのだった。
    愛せない作品でした。共感は、しない事もない。でも強烈なイメージを残す為に暴力や生死を扱うのが個人的に大嫌いなので。尚且つ再演出来る作品を生むプロジェクトらしいですから、それでこれを選出するのはナシでしょう。これが末永く演じられて欲しいとは思いません。

    ■「ひとさまにみせるもんじゃない」中屋敷法仁(柿喰う客)
    全国の鉄道でおっぱいをタッチングしている男。残る路線は極楽メトロのみ。しかしそこで出会った女子高生は何故かタッチングされずにスルーされた。Why?男はかつてその手が覚えた感触を頼りに、おっぱいをタッチングして自分の母親を探しているのだった。
    バカバカしいねー。これは褒め言葉ですよ。どんなに陰鬱な時でもこんな話を聞かされたら笑うしかないじゃないですか。惜しむべきはキャスティング。6人中3人は良くて、1人はそこそこ、2人があちゃーって感じ。脚本の存在感に役者が負けちゃってる様に思えました。柿喰う客を数年越しで観ている身としては。

    ■「ソバージュばあさん」谷賢一(DULL-COLORED POP)
    ドイツ軍に占領された町に、ソバージュ(野蛮人)ばあさんと呼ばれる人がいた。その家に駐留する事になるドイツ軍兵士の3人。1人は言葉が通じるものの、他2人は通じない。それでも何かが通じたり、通じた気がして勘違いだったり。そんな日々と、その終わり。
    今回の趣旨にイチバン合った作品だと思いました。最も画が思い浮かんだのもこれでしたし。キャスティングも良し。これで決まっちゃうと上野さんは競泳水着の8月公演もあって大変でしょうが、是非そこはまぁ何とかして頂きたい。

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    2008/05/25 02:10

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