満足度★★★★
最終日観劇
静物画の様な壁面を背にし、1枚の絵画を巡り15年来の男友達で口喧嘩が始まる。次第に本音炸裂する口論は1:1→2:1になったり。
女性作家らしい男性への理想が根底に見られる様な、面映さある後半の会話とさらけ出し具合が面白かったが、いかにも海外ぽい言い回しだな、とも思った。後半の3人の構図は、漫画家のよしながふみの作品ぽかったけど。
原作者のヤスミナ・レサの作品を見るのは、2年前のシスカンパニーの「大人は、かく戦えり」以来だけど、少人数で口論させるのが好きなんだろうか。
でも、あの絵画は前衛過ぎてお金は払えないや(苦笑)
知的な気分になれた約1時間45分。