満足度★★★★
2作品とも独特の世界観
私にとって、金コメフェス最後の2本
「楽しいチーム/江古田のガールズ、電動夏子安置システム」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
金コメフェス全体の感想など。
『黄金のコメディフェスティバル2013』はとてもいい企画だった。
10年選手から若手まで、6つの劇団が45分という短い持ち時間ながら、ガッツリと自分たちの芝居を見せてくれた。
しかも新作でだ。
企画の本気度が違うから、劇団の本気度も違ったということなのだ。
結果、バラエティに富んだ作品が並び、どれもレベルが高かった。
後半に行くに従い、満席の回も次々出てきたようだ。
本気の舞台を観て、観客が「いいぞ!」と言って、さらに観客を呼ぶ。
そして、仲間や知り合いの「面白かった」という気のない感想ではない、ニコニコ顔の観客が、会場をあとにする姿を見たりすることによる快感を、今回どの劇団もたっぷりと味わったことだろう。
ほかの劇団のウケ具合も、目の当たりにすることができたし。
それらを知ってしまえば、もっと高みに行くしかない。
だから、今回登場した6つの劇団の、これからが楽しみとなった。
もちろん、来年は『黄金のコメディフェスティバル2014』をやってくれると思う。
本気のコメディでまた大いに笑いたい。