めんどくさい人 公演情報 CENTER LINE「めんどくさい人」の観てきた!クチコミとコメント

  • めんどくさかった。
    誰がめんどくさかったかと言えば、もうホント全員。そう来たか。当初「この人のめんどくささで話が進んでいくのだろう」と思われた主人公が、終盤には実はそんなにめんどくさい人じゃなかった様な錯覚さえ覚えました。あ、錯覚ですよ。この人も充分にめんどくさいですよ。その主人公以外はみんな誰かの事を思うあまり、行動に出たり焦れたりします。それこそがめんどう。究極な話、この世に人間が自分1人になったらきっとめんどうではなくなるのだろうなぁ。社会的生活を送るのは人間的であり、めんどうなんだなー。
    佐伯さんは細い方ですねぇ。体のラインが綺麗で見とれてしまいました。風土さんのほうじゃないです、佳奈杷さんのほうです。

    ネタバレBOX

    演目の出来としては区間快速でしたかねぇ。各駅停車ではないものの、特急とは言い難い。でも所々で加速していたのです。その度に「さてどうなるか」と見守っていましたが、時に脱線したりしつつも結局の線路は環状線だったのかもしれません。いや、そうなんだ。日々の生活ってそんなもんだ。とはいえ、何処を観ても印象が同じって事になったら2時間近い芝居をやる意味がない。個人的に冒頭からしばらくの花恵と武藤の場面はかなり面白かったのです。MUとは違う雰囲気を醸し出していたので、何処に行き着くか読めなかった。正確には、面白いか面白くないか判断が付きかねた。いつ急にもっと面白くなるかもしれないし、もしかしたらこのドキドキのままあえて浮上させないで続くのかも…と期待。それと同時に「話を広げる為に3人目以降の新たな人物が登場するであろうし、その登場のさせ方で期待の答えが出るだろう」とも思っていました。で、いざ出てきて「んー…」となったのです。それ以降、段々とMU寄りになっていった気もします。
    事前にブログにも記されていたのでここで記載してもいいのだと思いますが、脚本の上がりが遅かったのはやはり致命的要因の一つ。それによって稽古が思う様に進まなかったのは予想されるものの、芝居がそういう出来だったかといえばそこまで悪くない。むしろ途中で何度か執筆が途絶えたであろう脚本のほうへの問題を懸念。行き当たりばったりになってやる事を見失ったんじゃないだろうかと感じる部分が見え隠れしました。前後の流れ的にどうもしっくり来ない部分があるし、先へ進むほどに何か前提ルールみたいなものを無視していった様な。事実はどうあれ、少なくともそう見えました。
    そんな事を言いつつも、1つ褒めます。めんどくさい話をしようとする相手に向かって札束を投げ付け、「自分がその話を買うからここではするな!」という件。あれはすごく良かったです。いつか実生活でやってみたい。

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    2008/05/24 00:37

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