満足度★★★★
構成、演出力には脱帽
前半は楽しげに人物紹介がされ、後半にいくにつれ重く苦しくなっていく。そしてリフレインという手法で、同じシーンが悲しみに変わる。
沖縄の女学生が当時どのような思いだったのか。
お世話という言葉が多く出てきたが、事実はもっとエグく残酷だったのだろうと想像させられる。
犯されてしまった女だけが生き残る、その後に死んでしまったのかどうかは語られていなかったが、もう少し希望のあるエンディングを期待した。
しかしこればかりは事実だから仕方ないのかもしれない。
終戦記念日の週に毎年行われるプログラムにしてしまえばいいのに、なんて思ったけれど、そういうお勉強みたいなことは主催者は望んでないだろうな、たぶん。