満足度★★★
そういえば・・・・
私にとっては、全共闘は世代的にはひと昔のことであるが、学生時にこの関係の遺稿集、日記を読んでいたなと懐かしく思った。
奥浩平「青春の墓標」 高野悦子「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」「二十歳の原点ノート」
やっと飛龍伝観劇に至ったが、内容やや期待外れ。
もっと硬派な芝居と思っていたが、重い問題扱うわりには、バリケードの向こう側を下ネタ中心に面白可笑しく描きすぎ。
(確かに男女の区別のない世界ではあったことは否めないが・・・・)
原潜寄港の問題はあったが、原発問題は別物なので学生運動に徹してほしかった。
芝居は、エネルギッシュで良かったと思うが、気になった点を挙げておく。
主人公男性2人の声聞き取りにくい。とくに一平の声。
アンサンブルの同志が死んでいくときの声「ー死亡」しか聞き取れない。
台詞の噛みに関しては、常日頃取るに足らないと思っているが、大事な場面での噛み多すぎる。