絶望と握手 公演情報 Bobjack Theater「絶望と握手」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    TeamBを拝見 とてもレベルが高い
     10年間頑張ってきて漸くTVに出演できそうなチャンスを掴んだ、お笑いコンビ、四次元殺法だったが、メンバーの一人、栄が癌に掛かってしまった。万に一つのチャンスを前に、絶望に打ちのめされる栄だが。(公演中なので、ここから先、ネタバレでもあらすじは書かない。作品評を見たい方はどうぞ。)

    ネタバレBOX

     当て書きしたのではないかと思うようなキャラの立ち方、言葉の切れが素晴らしい。情況設定も実に的確である。脚本家の言語センスの良さと笑いをとるセンスには、天分を感じる。役者陣の演技も、間の取り方、キャラの立て方、人物造形の深め方などに各々の力量の確かさを感じた。各俳優其々が良い味を出している。
     舞台美術も必要充分で無駄が無く、シナリオ、演技の自然な流れをキチンとフォローしている。無論、照明や音響も適切で邪魔にならず、高めるべき所で効果を高めている。
     遊び心も健在である。例えばタイトルだが、作品のテーマをちょっと変わったこのタイトル“絶望と握手”で実に的確に表現している。意味する所は、観劇して見つけて欲しい。登場人物の中に作家志望の青年が登場するのだが、彼の最後の科白には、脚本家の悪戯心が仕込んであるのではないか、と考える。これも観てのお楽しみだ。
     これだけ自然に、演じられるようなキャスティングをしたプロデューサー、演出家の腕も確かである。

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    2013/08/04 01:44

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