満足度★
う~ん
この劇団さんを見るのはこれで3,4回目くらいなんだけど、今までで一番残念賞。
いつも通り、舞台上にセットはなく、小道具を駆使して物語は進められる。
何が残念かって、今までは客に「アレは何を意味しているんだろう?」「この考え方で合ってるんだろうか」というように、想像することを楽しませてくれる創りだった。ある意味不完全で、それを客側で完成させる構成だったのが(それがこの劇団の持ち味で、不完全であることこそが完成形・・・のような)、今回は劇団側が一生懸命想像して創造したもの。完成してしまったもの(しかもそれが自己満足の完成形)を、
「どうですか?おもしろい演出でしょ?」
というような、なんだかオナニープレイを見せられたような印象。
もちろん、おもしろい演出を考えて、自信を持って舞台にあげることは、どこの劇団でもやるのだろうけど、今回のはその演出が意図的で確信犯的だからなのか・・・。
なんとも言葉にできないのだけど、なんだか見ていて痛々しかった。
辛辣なコメントで申し訳ないですが・・・。