仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 公演情報 ポップンマッシュルームチキン野郎「仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    5つ目の☆は岡本氏に捧ぐ
    もっと過激かと思ったらそうでもなかったけど、そんなことより
    客入れの時点でもう、チラシの束を見るのも忘れてCR岡本物語さんに釘付け。
    あの素敵なお尻はこうして鍛えられたのかと納得のパフォーマンス!
    作家のバランス感覚とセンス、それにしたたかさを感じさせる舞台だった。

    ネタバレBOX

    あんなに楽しい客入れを始めて観た。
    サービス精神にあふれていて、気合いの入れ方が違う。
    本編よりエネルギー注入してるんじゃないかしら。(少なくとも消耗してる)
    これから毎回あんなパフォーマンスが観られるなら、絶対早めに行く。

    さて、その本編の方は
    2013年の紅白歌合戦に出場が内定したイスラム原理主義系悪魔メタルバンド
    「中東事変」のボーカル、アッラー正田(サイショモンドダスト)が
    最近元気のない実家の父(今井孝佑)と、その兄(吹原幸太)との
    積年のわだかまりを解く手助けをするというストーリー。

    ひとりの女をめぐる兄弟の、互いを思いやるが故の誤解と距離が
    兄が継いだ寺に住みついている妖怪やアッラー正田の活躍(?)によって
    少しずつ溶けて行くところが楽しい。
    実家に帰ってもずっとヘビメタメイクのアッラ―正田が
    一番普通の感覚を持っていていいやつなのもよい。

    “毒気”は確かにあるが、そこに“敵意”がない。
    “認識の浅さ”を装って逆に表現の幅を広げているところがしたたかな印象。
    問題意識の薄い、のど元過ぎれば、の日本人を笑い飛ばしている感じがする。

    本堂に2つ並んだ骨壷のシーンで始まり、その同じシーンで終わる。
    いつもながらこのしみじみとしたベタな本流、兄弟の演技がとても丁寧だから
    毒気も妖怪も全てはこのラストシーンのためのマジな遊びだと解る。

    出演者の紹介が流れる冒頭の映像がスタイリッシュだし、
    キモ可愛いキャラクターの作り方などがとても上手いと思う。
    それと同時に、年がバレるのを怖れずに言えば
    「てんぷく笑劇場」とか「8時だヨ、全員集合!」のような
    ちょい昔のテレビにあったアナログな手触りを感じる。
    暗転の前に、CM前の“チャンネルはそのままで!”みたいな
    引っ張りと期待させ感が何となくテレビ的で懐かしい。

    私的には、サイショモンドダスト★さんの鼻筋通ったメイクが好きだな。
    歌わなかったのが残念だけど、素顔を忘れそうなほど似合ってた。
    妖怪たちの細かい笑いのポイントもハズレがなくて良かったが
    なんちゃってアラビア語で叫んでたテロリストの「24ページ」には笑ったわ。

    3

    2013/06/01 17:10

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  • うさぎライターさま

    何をおっしゃいますか!
    正真正銘、立派な30歳です!(´・ω・)

    アラビア語は、語呂を大切にして、意味不明なフレーズも言っていますが、
    全て本物のアラビア語です!

    2013/06/09 15:56

    吹原幸太さま

    ぎょえー、マジでホンモノのアラビア語ですか!
    タモリみたいなやつだと思ってました。
    大変失礼いたしました。

    それと吹原さん、老け役が板につき過ぎ。
    本当は50歳くらいなんじゃありませんか?(笑)

    2013/06/06 00:19

    「観てきた」コメント、本当にありがとうございました。
    頂きましたコメント、真摯に受け取り、今後の参考にさせていただきます。
    今後とも、ポップンマッシュルームチキン野郎をどうぞ宜しくお願い致します。

    PS・実はアラビア語は、全てホンモノです(笑)

    ポップンマッシュルームチキン野郎主宰・吹原幸太

    2013/06/05 22:53

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