満足度★★★★★
完成度の高い舞台
蒲田の映画も舞台もそれぞれ10回以上は観ているが、今回の舞台は見事としか言いようがない。
つかさんの戯曲にしてもシナリオにしても、言葉を必要最小限に磨き込んで作ってあるので、変にこれを脚色しようなんて考えると、絶対に原作には到底及ばないものになってしまう。本作はシナリオに忠実に脚色されており、絶対的な部分は全く触らず、ただし板と銀幕の違いを調整するためだけに、微妙な調整だけが施されている。
だからこそ不覚にも二度も涙が込み上げてきたのだろう。「小夏さん、あんたのこと、儲けもんじゃと思うとるから」「だつて銀ちゃん、いつも一緒にいてくれないじゃない」、本当泣かす台詞でした。
小夏役の佐竹さん、素晴らしい演技でした。銀ちゃん、最後の階段落ちのシーンの手前位から顔つきも変わり、怖ろしいほどの気迫を感じました。
この人達の舞台、初めてでしたが、また観てみたいです。
2013/06/05 19:46
2013/06/03 23:48
コメント有難うございました。
二代目はクリスチャンは、北区つかこうへい劇団で、数年前に一度観ただけです。映画は数回観ましたが。来月北区つかこうへい劇団の後継団体である北区AKT STAGEで久々に舞台を観ることが出来ます。今年入団した大型新人がシスター今日子を演るらしいです。
今回の蒲田を観たら、そちらも是非観せて頂きたいものです。
気長にお待ちしております。